【専用駐車場なし?】近隣コインパーキングとの提携方法と注意点を解説
専用駐車場がなくても安心!近隣コインパーキングとの提携方法

車で来られるお客様や車で通勤する従業員のために駐車場を用意したいけれど、費用や立地の都合でなかなか難しい――。
そんなときに選択肢として挙がるのが、周辺コインパーキングとの提携です。
要点まとめ
専用駐車を用意できない場合は?
専用駐車場を用意できないオフィス・店舗は、近隣コインパーキングの運営会社へ申し込み、サービスチケット・コインを利用する形で提携することで、来訪者の駐車料金を実際の利用分だけ負担できます。
1. 運営会社へ申し込み、サービスチケット・コインを利用して提携
2. 実際に利用した分だけのコスト管理
3. 駐車場の管理業務を減らせる
4. 提携前に距離・収容台数・チケットの期限を確認
どうやって提携すればよいのでしょうか。
詳しく解説していきます。

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テナント情報に詳しいプロのポイント
賃貸専門家:木原 一憲
得意エリア:奈良市
奈良での不動産キャリア25年以上の実績。これまで15,000人以上にお部屋を紹介。一人暮らしから家族向けまで幅広い賃貸情報に自信あり。休日は奈良の綺麗な街並みや歴史ある神社・仏閣、美味しい飲食店を巡ること。愛車はKawasaki。渡り鳥並みにズバ抜けた方向感覚を持ち、目印となる建物を伝えれば住所をピタリと一致させる特技あり。賃貸の専門家として様々なノウハウを仕入れ発信中。
提携の基本的な仕組み——サービスチケット・コインとは何か

コインパーキングとの提携といっても、ただ近くの駐車場を口頭で案内するだけではありません。
駐車にかかる料金をお店・会社側が負担することによって、お客様は実質的に無料で車を停められる――。
これが提携の基本的な考えかたです。
訪問者の側からすると、お店や会社自前の駐車場があるのとほぼ同じ感覚で車を停められるわけです。
お客様へは具体的に何を渡すかというと「サービスチケット」または「サービスコイン」と呼ばれる専用の引換券です。
現金そのものをお客様に手渡すのではなく、コインパーキングの料金支払い時に現金代わりとして使えるものを渡す形になるわけです。
引換券は1枚あたり100~200円ぐらいが一般的な料金設定で、電車の回数券に近いイメージです。
どのように提携するかと言いますと、まずは提携したいコインパーキングの運営会社に問い合わせ・申し込みをします。
そのあと担当者との打ち合わせを経てチケットやコインの内容・単価などを決定し、正式な契約を交わして料金を入金すると、チケット・コインが手元に届く流れです。
申し込んでからチケットが使えるようになるまで、最短でも数日はかかります。
必要になる時期から逆算して早めに動き出すのがポイントです。
コインパーキング提携のメリットは?

コインパーキングとの提携には、月極駐車場を借りたり自社で駐車スペースを持ったりする場合と比較して、いくつかはっきりとした利点があります。
1. 実際に使った分だけのコスト管理ができる
月極駐車場の場合、月あたり定額の賃料が発生し続けます。
どれだけ利用が少ない月であっても、たとえ使われない日があっても費用は変わらないため、利用者の少ない時期には割高感が出てしまいます。
コインパーキングとの提携であれば、渡したチケット・コインの枚数=実際にかかったコストとなるため、余計な出費が生じません。
2. 来訪者を取りこぼすリスクを下げられる
遠方からわざわざ車で訪ねてきたお客様が、近くに駐車場が見つからず困った――。
こうした事態は、ビジネスの機会を逃すことに直結します。
提携コインパーキングの存在を明示しておくだけで、こうした取りこぼしを防ぎやすくなります。
3. 都市部や土地の確保が難しいエリアでも対応できる
自前で駐車場を持とうとすると、土地を購入したり賃貸したりが必要です。
都市部では土地そのものが限られていたり、あっても価格が高かったりすることも多く、現実的でないケースも出てきます。
既存のコインパーキングを活用することで、そうした制約を乗り越えることができます。
4. 駐車場の管理業務から切り離せる
自社管理の駐車場では、車上荒らしや接触事故といったトラブルが起きた際に対応を求められることがあります。
「責任を負いません」と表示していても、実際には対応に追われることが少なくないのが現実です。
コインパーキングであれば、そうしたトラブルはパーキング側の管理会社が窓口となって対処してくれるため、通常業務への影響を最小限に抑えられます。
5. 無断駐車のリスクがなくなる
自社管理の駐車場において、店舗やオフィスと関係のない車が無断で停まっているケースは悲しいかなよくあることです。
無断駐車のせいで本来停めるべきお客様や従業員が車を停められなくなるのは、機会損失に他なりません。
コインパーキングは出庫時に必ず精算が必要な仕組みのため、無断利用自体が起こりにくい構造になっています。
提携前の注意点――距離・収容台数・チケットの期限

コインパーキングとの提携は利便性が高い一方、事前に確認しておくべき点もあります。
まず大切なのが、オフィスや事務所からの距離です。
駐車場からお店まで、徒歩でどれほどの距離があるかは、来訪者の利便性に直結します。
また、距離が離れすぎているとそもそも提携できないケースも少なくなく、目安としては、およそ半径200m以内が現実的な範囲とされています。
コインパーキングを検討する際は、徒歩での移動時間も含めてお客様の目線で判断しましょう。
次に確認したいのが、そのパーキングの収容可能台数です。
コインパーキングは自社専用ではなく、一般のドライバーも利用します。
「案内されたからコインパーキングに行ったのに満車だった」という事態になると、かえってお客様に不便をかけてしまいます。
車で訪れるお客様の平均的な人数と、パーキング側の収容可能台数を照らし合わせて、十分に対応できるかどうかを見極めることが重要です。
さらに、ほとんどのサービスチケットやコインには使用期限が設けられている点に注意しましょう。
まとめて沢山購入した結果、期限内に使い切れず無駄にしてしまうリスクもあるということです。
毎月の来客数の実績をもとに、適切な購入量を見定めるようにしましょう。
どれだけの人が駐車場を利用するかは時期や情勢などによって変動するものなので、定期的な見直しが有効です。
まとめ~まずはお近くのコインパーキングに相談を~

いかがでしたでしょうか。
今回はオフィス・店舗とコインパーキングとの提携について見ていきました。
専用の駐車場を持てないオフィスや事務所にとって、近隣コインパーキングとの提携はコストと手間のバランスが取れた現実的な選択肢です。月極駐車場のように固定費がかかり続けるわけでもなく、自社管理に伴うトラブル対応を抱えるリスクも減らせます。
来訪者の利便性を確保しながら、支出は実際の利用分だけに絞れるのが最大の魅力といえるでしょう。
ただし、パーキングとオフィスの距離・収容台数・チケットの有効期限といった実務上の注意点は、提携前にしっかり確認しておくことが大切です。
まずはお近くのコインパーキングの運営会社に相談してみるところから始めてみましょう。
従業員専用の駐車場として活用する場合でも、費用の精算など手続きの手間が減って管理がしやすくなるメリットがありますよ。
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